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ねこっぽ雑記

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ねこっぽまっしぐら!―ねこっぽのご贔屓―

ねこっぽまっしぐら!―ねこっぽのご贔屓―



  市川猿之助さん・坂東玉三郎さん・中村勘九郎さん・中村勘太郎さん・坂東吉弥さん・21世紀歌舞伎組 など好きな役者さんは結構たくさんいます。


市川猿之助さん を好きになったきっかけはもちろんスーパー歌舞伎。それ以来できる限り猿之助さんの舞台を見ていますが、猿之助さんの「役の心」を感じさせる演技にはいつも心を動かされています。
 特に好きな役は「俊寛」の俊寛、「暗闇の丑松」の丑松。ちなみに私はまだ猿之助さんの「四の切」を見たことがないんですよ。早く上演されないかなぁ…と心待ちにしているところです。


坂東玉三郎さん は…なんか気が付いたら好きになっていました。 
歌舞伎ファンになって実際に玉三郎さんを見て驚いたのは「容姿だけではなく動きもきれい」ということ。よく言う「玉三郎さん、きれいねぇ」という誉め言葉はてっきり容姿を指して言っているのだとばかり思っていた私には目から鱗でした。
 玉三郎さんの舞台を見ているといつも夢見心地になってしまうのですが、中でも「私は今本当に夢の中にいるのではないか」と錯覚してしまうほど素晴らしかったのは2003年の1月に歌舞伎座で上演された「京鹿子娘道成寺」。あとは「鷺娘」も大好きです。


中村勘九郎さん は、実は最初は私の中であまり印象がよくありませんでした。勘九郎さんって問題発言とまでは行かないものの「普通の人なら言わないぞ」というようなことを結構言っていたりしますよね?それがどうもいただけなくて…。
 でも「実際の勘九郎さんの舞台を見ないで『勘九郎は好きじゃない』というのは失礼だよな」と、とりあえず一度勘九郎さんの舞台を見てみることにしたんです。そしたら勘九郎さんの「歌舞伎が好き」という思いがひしひしとつたわってきて今までのイメージが180°変わってしまいました。
 特に印象的だったのが平成中村座の「義経千本桜」忠信篇。生き生きとした舞台に劇場中が盛り上がって凄かったです。


◇ この平成中村座「義経千本桜」忠信篇で勘九郎さんの狐忠信に対し義経を演じていたのが長男の 勘太郎さん あれほど狐忠信に心を動かされている義経は見たことがなかったのですごく驚いたことを覚えています。
 勘太郎さんの演技はすごく素直。それが私は大好きで、勘太郎さんが登場するとその舞台はほとんど勘太郎さんを見ています(笑)。
 女形をしているときのきれいな声も魅力的です。
 好きだった役は「義経千本桜」の義経、「菅原伝授手習鑑」車引の梅王丸、「真景累ヶ淵」の新吉などなど。


坂東吉弥さん は「仮名手本忠臣蔵」の伴内ではまりました。道化役の演技って正直見ていて笑えない場合が多いのですが、吉弥さんの伴内はかわいくて憎めない伴内。つくづく「うまい役者さんなんだなぁ…」と感じ、それ以来吉弥さんには注目しています。ちなみに弟さんの弥十郎さんも好きです。


21世紀歌舞伎組 はやはりスーパー歌舞伎「新三国志Ⅱ」から応援しています。特に好きなのは 笑三郎さん・猿弥さん・春猿さん・段治郎さん 。笑三郎さんは「新三国志Ⅱ」の祝融でノックアウトされ、猿弥さんは声色がすごくお上手なのにはまりました(本当に上手いですよ!)。春猿さんと段治郎さんはこれという決め手はないのだけれど何となく好き。あとはもっと他流試合が増えてくれると嬉しいんだけどなぁ…。




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